大人になってから始めるお絵かき

大人になって0から絵を描き始めてどこまで成長できるかを書き記すブログです。

模写しかできない 見ないと描けない 上手に描かないといけない病 についてまとめてみました

どうも、upopoです。
今日は落書きじゃなくて、自分なりに考えて気づいたお絵かき豆知識を記事にしようと思います。

 

先に、以前自分がブログ開始当初に上げた記事も貼っておきます。こちらとも関連してますので。

 

upopo.hatenadiary.jp

 

 

・模写しかできない病
その名の通り模写しかできなくなる状態。お絵かき初心者が最初に陥りやすい症状。
特に成人してからお絵かきを始めた人になりやすい傾向にあると思います。(upopoもこの状態になりました。)
模写をたくさん描いて模写の技術が上がれば上がるほどオリジナルで描いた自分の落書き、イラストとのギャップに
耐えられなくてさらに模写に逃避し、オリジナル絵やイラスト練習がおろそかになり泥沼状態になる。

 


・見ないと描けない病
その名の通り見ないと何も描けない状態。模写しかできない病と似た症状で
模写しかできない状態の人に併用して発症しやすいです。(upopoもこの状態になりました。)
見て描く練習も大事ですが見ないで想像で描く練習もやらないといつまでたってもこの状態になる。

 


・上手に描かないといけない病
無意識の内に上手に描かなくちゃと思い込み、自分の今の画力を受け入れられず
絵を描く行為を上手に描く行為と置き換えて絵を描いてる人の病状 (upopoもこの状態になりました。)
絵とは上手に描いて人に見せるものって思いこんでる状態なので下手な絵描く自分を極度に許せない状態になります。
絵を描く行為の本質から外れた状態なのでこの状態で絵を描いてると長続きしないと思います。

 

 

これらの3つの状態異常にupopoは思いっきりなりましたw
めちゃくちゃガッツリこの状態になって血反吐を吐きながら涙を滲ませて歯を食いしばりながら絵の練習に取り組んでた時期があります。
上手になりたい!絵が上手くなりたい!プロになりたい!一流の絵師になりたい!
想いが強ければ強いほどこの3つの症状にかかりやすいのでほんと悲しい話ですよね・・・

 

 


・模写しかできない病を治療する方法
この状態を治療するには上手に描かないといけない病をまず治すことが大前提になります。
その上で模写以外の練習を徐々に取り組んでいってください。落書きやイラストを描くのが一番有効で手っ取り早い。
おすすめなのは模写したあと見ないで模写したものを思い出し模写するとか反転模写などの、応用模写を積極的に行うこと

模写に慣れ切った状態になると最初は落書きやイラストを描くのが怖いかもしれませんが勇気を出して
下手でもいいので模写以外の練習をちょっとずつ取り組んでみてください。

模写をするのははっきり言って楽です。なぜなら自分で考えなくても絵が描けるから。
模写は観察力やバランスを図るといった基礎能力が上達し、知識が蓄えられます。

 

 

 


・見ないと描けない病を治療する方法
単純に見ないで絵を描く練習をしなかったから起こっただけです。
見ないで想像で描くいわゆる「イメージで描く」練習。もっと簡単に言えば落書きやイラストなど描けば治療できます。
落書きやイラストは自分で頭の中で考えて絵を描く練習です。
オリジナルで描く練習は絵を構想し出力するお絵かきの基本の部分が磨かれます。
模写などで蓄えた知識や技術を、研いで鍛え上げて基本画力という名の剣を磨く行為になります。

 

 

 


・上手に描かないといけない病を治療する方法
この病状が一番やっかいで最優先で治療しないといけない状態です。これを治さないと上2つの症状も治せません。
治す方法は、自分の画力を受け入れてあげること。上手に描こうと思わないこと。絵を描く行為を楽しむこと。絵を描く行為を好きになること。
上手い絵を描いて人から評価をもらいたいって気持ちをがんばって抑えること。目指す目標ハードルをなるべく低くして自分に優しくしてあげること。
ストイックな練習は絶対だめ。自分と絵の上手い他者を比較しないこと。描きたい衝動がない時はなるべく無理して描かないこと。
リラックスすること。リラックスして描ける環境を用意すること。

 

 

 

といった感じで3つのお絵かき病状と治療方法になりますかね。
全部upopo自身が陥って悩んで考えて治療までたどり着けた道筋になります。

 

そしてupopoが現在進行形で実践して取り組んでいるのが
「楽しく描く」「落書き」の2つです
upopoは線画を描いてる時が一番楽しいです。

色塗りは苦手(基本アニメ塗しかできない)
清書(クリンナップ)は大嫌い。毎回やっててめんどくさいです。

 

 


模写、デッサン、クロッキーなどはどうしても勉強に近い感覚でお絵かきをするはめになるので
やっぱり「楽しく描く」感覚や気持ちを身体で覚えるには自分の好きな漫画、アニメ、ゲームキャラを「落書き」してエンジョイするのが一番です。
ただ、楽しく落書きをするためにはある程度模写などをして絵を描く行為に慣れないとできないので最初はやはり模写からスタートすることになります。

 

好きな絵師さんの絵を模写する→ある程度慣れたら人体のポーズ集など模写→ポーズ集などで学んだポーズや人体の知識を使って落書き等のオリ絵を併用してスタート
この3つのサイクルを繰り返していればおそらく落書きができるようになると思います。


あとは、思いついたことはなんでも試してみるのも良いと思います。

 

 

あ、最後に絵を描くときは必ず考えながら頭を使って描いてください。脳死はだめです。
模写をする際に線画の二次絵を模写するのも要注意です。線を目で追ってコピーするたけの模写はぜーーーーったいダメですーー!!!!

 

 

 

久しぶりに長文の日記書きましたねー。絵を投稿するのも楽しいけど文章書くのも楽しいし好き。
みんな、楽しんで絵を描きましょうね!

 

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